「浄土真宗ワークショップ」
〜浄土真宗で得られる境地の解説と実践的ワーク〜
仏教の核心は「どのような実践をすればどのような境地にいたれるのか」ということにあります。仏教でポピュラーな禅宗ならば、坐禅や公案によって自分自身が悟りをえなければ本当の意味はありません。
悟りを得ている老師が、まだ悟りを得ていない修行者を指導し、悟りを得しめてこそ本来の目的が達成されます。そして悟りを得た修行者が自分の得た境地を自由に表現して次の代へとつながっていきます。
浄土真宗も禅宗とおなじように「独自の境地と覚醒のメカニズム」をもっています。浄土真宗で開ける境地は「信心」といいますが、この「信じる」という言葉に引きずられて、キリスト教や一般的な信仰と誤解されやすい傾向にあります。
『教行信証』という親鸞の書いた教義書に専門用語を駆使して詳しく書かれてますが、仏教語になじみのない方にはハードルが高すぎるでしょう。
そこでこのワークの前半では、浄土真宗を求めて信心を得た私自身が自分の経験をふまえて「信心とはどのような境地なのか」、「信をうる前と信をえた後とどのようにかわるのか」、「信をうるにはどうしたらいいのか」ということなどを説明させていただきます。
後半は、真宗の伝統では「法座」といわれる「仏法を中心としたエンカウンターグループ」で、質問や感想など、参加者皆さんと話し合いをしたいと思っています。
鈴木大拙が禅の悟りと同質の境地であるといった真宗の信心、しかもこの境地が能力に関係なく一瞬で開けるのが真宗の醍醐味です。どのような生活環境の人であっても大丈夫です。万人に開かれた仏教の門をあなたも叩いてみませんか?
ファシリテーター とんとん
ワークショップ会場「クレオ大阪西」
- ▼ 所在地 〒554-0012 大阪市此花区西九条6丁目1番20号 電話 06-6460-7800
- ▼ アクセス JR環状線・阪神なんば線「西九条」駅下車、徒歩約3分
- ▼ 駐車場 18台無料。 駐車台数に限りがありますので公共交通機関をご利用ください。